映画『パコと魔法の絵本』を見ましたー。
本当は『20世紀少年』をみるはずだったんですが、、、
偶然にも同じ日に父と妹も映画館に行く予定をしていたらしく。
それを聞いたらパコも見たくなって、ちゃっかりついて行って父のおごりでパコ見ました。
はじめに感想言っちゃうと、すごく良かったです。
こてこてのコメディのくせに泣かせやがってぇぇ!!という感じ。
おすすめです^ー^
映画詳細↓↓
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が、伝説的な舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」を映画化。変わり者ばかりが集まる病院を舞台に、1日しか記憶が持たない少女のために、大人たちが思い出を残そうと奮闘する姿をファンタジックに描く。役所広司、妻夫木聡、土屋アンナなど豪華キャストが出演。クライマックスで役者たちを3DのフルCGキャラクターに変身させ、彼らの生の演技と連動させていく大胆な演出に注目。
(Yahoo!映画より引用)
阿部サダヲさんのぶっ飛びっぷりがたまらなくイイ!笑
映画全体の笑いの取り方が…むしろ笑いの盗り方が、がさつじゃないところがいいです。
なんていうか質のいいというか、繊細で丁寧というか。
人物設定も割りと良かったと思います。
個性的でそれぞれ笑いどころがあって、それぞれが問題を抱えてる。
最終的に伏線というか、各人物のサイドストーリー的なものもゆるくちょうどいい感じに全て回収されているし、思うのは本当につくりが丁寧だなってこと。
これだけ個性的な登場人物の中、何故か劇団ひとりさんに一番一般人的な役が振られていました。
個人的にはひとりさんにはもうちょっとはっちゃけてほしかった…笑
ぼちぼちおいしいとこ取ってはいたけど^^
そして注目のCGは見事でした!
実写とCG、こんな融合の仕方ありかッ!!って。
これが結構効いてましたねー。
あと、この独特な世界観を出すためにいろんなとこに小細工してありました。
魚眼レンズで撮ったっぽい映像があったり、
わざと両端の本棚を傾けてセットして上広がりの画があったり。(←これすげー!って思った。)
キャストの衣装やメイクもその雰囲気作りを担っているのですが、
監督曰く、キャストにあえてゴテゴテのメイクを施すことで枷をはめて、逆に彼らの演技が際立つようにしたかった、ということで。
この一言からもわかるように、結構計算して考え込まれてるんじゃないかって思う映画です。
肝心のストーリーも、最初に書いたように良い。
最後ちょっとずるいかなって思った部分もあったけど、そう思いつつもしっかり泣かされました。
でも、ばっちり狙い目(落涙ポイント)だけじゃなく、パコ役のアヤカ・ウィルソンちゃんの無邪気な笑顔に思わず涙してしまったり、不器用ながらも一生懸命生きてる他の患者さん達にほろりしてしまったり、さりげない感じもあり、非常に好感持てます。
私は映画後半からずーっと泣きっぱなしでした;;
ただ子どもにはちょっと難しい話かなーとは思います。
小学校3,4年生以上くらいになれば、ほんとに最後の狙い目落涙ポイントで泣けるかもしれませんが…。
でも子どもにはコメディ的な意味で非常にウケると思います。実際5才妹でも楽しめました^^
汚れた大人はパコちゃんの笑顔に心洗われるに違いありません。
うちの父も50手前の男ですけども、ちゃっかり泣いてたそうな。。。
これは久々に見終わった後の満足感が半端ない。
もう一回見たい。もう一回 もう一回♪
多分DVDになったら買います!!^ー^
おすすめです。
パコと魔法の絵本公式HP
http://www.paco-magic.com/index.html
- 2008/09/17(水) 23:17:19|
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映画『問題のない私たち』をレンタルで見たのですが…
私としては、何これ作品(理解しがたい作品)でした……。
そうじゃないだろ。って何度突っ込んだことか。。。
何かずれてる…。
…と思ったのですが、Amazonの評価では結構良い評価が並んでました。
なんでかな。
私、映画の感想が、Amazonのレビューと真逆のことがしょっちゅうあります。
私が思う何これ作品は世間一般ではウケてたり、
逆に私がこれはいい!って思う作品は世では何これ扱いを受けていたり。。。
何かがずれてる…。
って、私がずれてるってことですか…。
もうレビュー書く気にもなれない程なので、書きませんよー。
おすすめもしません。
- 2008/09/05(金) 23:59:07|
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さて。今日こそちゃんと書きます。ミッドナイトイーグル。
どうせ日和のことだから書く書くといっておいて面倒くさくなって書かずにとぼける気だろうだなんて思ったらいけませんよ。そんなことはありません。
ちゃんと書きます。
書くと言ったら書きます。
(でも実際『これこれについていつか書く』と言いながら未だ書いていない話題があるのは内緒。)
『ミッドナイトイーグル』 監督:成島出 おすすめ度 ★★★★☆
あらすじ 世界中の戦場を駆け巡った元戦場カメラマンの西崎。ある日、彼は山中で空を駆けていく赤い光を目撃する。その頃、政府に米軍の戦略爆撃機“ミッドナイトイーグル”が消息を絶ったという極秘情報がもたらされる。なんとその機体には日本全土を危機に陥れることができる特殊爆弾が搭載されていた…。
(「Oricon」データベースより引用)
評価 見た当日の記事。『すごく良かった』って書きました。
すごく良かったのになぜおすすめ度が★5つじゃないのかということから。
まあ基本、おすすめ度はおすすめしたい度合いであって、映画の出来がどうのこうのとはまた別の次元のお話です。なので、個人的にとってもよくても大衆ウケはしないだろうなぁとか、突っ込みどころはいろいろあるけどそれ抜きにしても面白いから見てください!とか、そんなのも考慮しおすすめする度合い。
といいつつ今回の★ひとつ減点はちゃんと理由があって、
見たそのときはとてもよく感じたんですが、時間が経ったら印象が薄れてしまって。
減点分の★の半分は映画自体インパクトに欠けること、そのもう半分は私の記憶力にあることにしましょう。
つまり、評価を書くにもあんまり覚えてないんですよね(爆
見ながら書いたメモに最大限に頼りにして書きます。
全体の感想としては淡々としているんだけども、それが効果的であると思う。
そしてほんのり切ない。話の内容的にはぐっと切なくて悲しくてもいいと思うんですが、何故かほんのりというかちょっぴり切ない出来上がりになっております。私はこの感じ、好きなのですが、この映画は『日本映画史上空前のスケールで贈る山岳サスペンス・アクション!』という売り方だったんですよね? それはちょっとまずかっただろうなぁ。だって『アクション』を期待してみると、確かに評価低くなっちゃうと思います。
でも作りは良かったんじゃないかなって思います。
具体的に言うと、山で起きていることと山の下(街と表現したらよいのだろうか)で起きていること、この二本の軸、どちらがメインと言うわけでもなくしっかりした二本の軸のバランスが絶妙です。あと、話自体が結構複雑なんですけども、ついていけなくなることはまず無いかと。観る人に親切なつくりだなって思います。初めは『え?何?何がどうなったの?』って感じで見ていくんですが、それが嫌な感じではなくて、徐々に真相が明らかになっていくのが非常に心地いいんですよね。なんというか先述のバランスの話にしろ、よく計算されているなっていうのが私の印象です。
あとその類で言えば、タイトルを出すタイミングが上手いなーって思いました。
こういう、タイトルが記号的でタイトルを見ただけでは意味がつかめない、みたいなタイトルは、どこでその意味を出していくかってとても大事だと思うんです。それが上手かったと思いますねー。
細かいとこまで見ていくと、スロー等の使い方が効果的かなというのと。
『カメラワーク◎ みせ方が上手い』らしいです。
…いや、メモにそう書いてあったんですよ。何を指して言ってるのかが思い出せない……^^;
まあいろいろ言いましたがやっぱり音楽がいいですね!^^
主題歌はもちろん。BGMも何度か同じ曲を使うっていうのも淡々とした流れを活かしてると思うし、場面の変わり目のBGMの使い方がいいなって思いました。
こんな感じで評価終わるんですけど…今日の文章やたら『思います』が多かった気がしません?
Amazonの他の方の評価があまりよろしくなくて、自分の意見に自信がなくなってしまって、そうなってしまいました。
- 2008/06/13(金) 23:12:43|
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本田日和、乙女の悩み、聞いてください。
…鼻の頭(だけ)が焼けます。
私、寒がりなので(←関係あるかな)あまり汗をかかない分、鼻の頭から集中的に塩分を排出します。
人の5倍くらい鼻の頭に汗かきます。なのでそこだけ日焼け止めが落ちてしまいます…。
最近ワトソンと頻繁にデート(=一眼レフカメラを持ち歩き写真撮影)をしているのですが、
陽が強くなってきたので焼けますね;;
もうすぐフォトの授業の課題提出なので、頑張って撮ってます。
一応テーマがあって、『My Favorite』ということでひとつテーマを決めて36枚。
まいふぇいばりっとと言われたらそりゃもう某アーティストしか思いつかないんですが…
それすると商業写真になりかねないので泣く泣く諦め、
(求められてるのは商業性ではなく芸術性であると冷静に判断したため。)
テーマ設定を『線路』にしました。
だからね、みなさん。
駅で一眼レフを構えている人種が全て鉄道マニアだと思ってはいかんよ。
線路マニアっていう可能性もあるから。
そして今日は久々に映画のレビュー書きます。
『ただ、君を愛してる』 監督:新城毅彦 おすすめ度 ★★★☆☆
あらすじ 大学の入学式の日、誠人は幼い容姿の個性的な女の子、静流と出会う。コンプレックスのために、人とうまく付き合えない誠人だったが、彼女とは自然に打ち解けることができた。
静流も、誠人といつもいっしょにいたい気持ちから、カメラを手にするようになる。
そんな二人は毎日のように森へ写真撮影に出掛けていく。しかし、誠人は同級生のみゆきに想いを寄せていた。
いつも一緒にいるのに静流のことは女の子として見ていない誠人。誠人のために静流は大人の女性になろうと決心する。
評価 私は、べたべたの恋愛映画を見てだばだば泣くのも結構好きです。
ただ恋愛もの、特に若手の役者をつかって話題性を前面に押し出したのってやっぱりどこか足りない。それで、『泣かせてもらった後で悪いのですが…』とけちつけていくのも好きです(笑
ただ、こういうの(純愛、そして切ない、みたいなの。)今の流行かもしれませんが、それが大衆にうけてこういう映画が増えると映画界の質が落ちるような気がして、なんとかしてほしいって思うのは本音です。
そしてこれから解説していく『ただ、君を愛してる』も人気ではありますが、質としてはそんなに高くないような気がします。
じゃあまず、それほど上質ではないのに人気である理由。
思うに、設定としてはこの上なく素晴らしいということにあると思います。
“幼い容姿の個性的な女の子”、この秘密というのが切ない。
女性はこういうのに弱い。『恋すると死ぬ病気』とかね。あ、これ、ファンタジー的な意味じゃなく、ちゃんと納得できるような意味があるんです。そしてお約束で彼女は恋をして死んでしまいます。恋人に死なれるというお涙頂戴の王道をやってもまあ許せるくらい設定は整っています。
そしてその女の子を演じる宮崎あおいが何と言っても可愛い´ー`
そしてはまり役。そして演技派。
この辺が人気の要因かな…??
私が上質でないと思うのは、前半の走り具合がどうしても受け入れがたいからです。
小説を映画化するの際の典型的な失敗例。
後半巻き返してくるのは認めますが、やっぱりオープニングの印象は大事ですよね。
それも、走るなら一定のスピードではなく、すっとばすとこもあり、重んじるとこもありで、変化をつけて頂かないとだらだらした感じになってしまいます。ただでさえ『回想』というだらだらしがちな形式をとっているのだから、そこはもう少し考えて欲しかったかなと。
設定が良かっただけに残念に思う気持ちが強いです。
もっと良くなったはずの映画だと思います。
もうひとつ言っておくと、『彼女はよく嘘をついた』ってのが何回か使われる台詞なんですね。
確かにキーになってることはなってるんですけど、嘘って比較的扱いやすいテーマなのだから、こいつでもうひと捻りほしかった。
ただ、小道具としてカメラ、写真、というのがずっと使われているのですが、画的にはすごく綺麗。
ちょっぴりネタばれですが最後の写真展のシーンなんて鳥肌がたちますね。
結論としては、世界観は好きだ、でも映画としてはもうワンランク押し上げて欲しかった。と。
まあ見て損した気分にはならないのでは、と思います。
- 2008/05/27(火) 23:08:02|
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昨日は仕事から帰ってきてから映画を一本見ました。
いつもなら仕事のあった日は何もせずにブログだけ更新して寝ちゃうんですが、
父の友達(←映画好き。ほしいDVDはBOXでもぽんと買っちゃう。羨ましい。)から借りてきた映画『HERO』を、どうしても昨日のうちに見ないともう返してしまうと言われていたので、睡魔と闘いながら見てました。
それで、映画のクライマックス辺でブログを更新していないことを思い出して慌てて
適当に靴の写真をアップしました…。
あの靴はやばかったです^^;
仕事用の靴なのですが、店にいる時はかかとが剥がれているだけでちょっとかっこ悪いなーってくらいだったのに、帰宅時、乗換えが多くてたくさん歩いているうちにだんだん底が剥がれてきて、自宅最寄り駅についたときにはもう横の部分も破壊して。
駅から家までは自転車だったのでなんとか帰ってこられました。。。
歩きだったらきっと靴が壊れて帰れなかったと思います。
…っていうか、恥ずかしさを通り越して、感動です。『靴ってこんな風になるんやぁ』って。
というわけで、何事も無かったかのように映画のレビュー、参ります。
『HERO』 監督:鈴木雅之 おすすめ度 ★★★★★
あらすじ 6年ぶりに虹ヶ浦から東京地検・城西支部に異動となった検事・久利生公平はある時、目下離婚調停真っ最中の芝山に代わり、芝山が起訴した傷害致死事件の公判検事を任されることになる。早期に決着がつくと思われていたが、容疑者が一転無罪を主張するという事態に見舞われてしまう。その容疑者を刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣が弁護し、冷静な法廷戦術で久利生を追い詰めていく。そんな中、久利生は特捜部によりこの事件が久利生が山口県・虹ヶ浦支部赴任時に大きな因縁がある代議士・花岡練三郎の贈収賄事件の鍵を握っていることを知る。(中略)
今までに無い危機を迎える久利生は、それぞれの思いが絡むこの裁判を前に検事生命を掛けた一世一代の大勝負を仕掛けてくる。
評価
これってドラマ版の後のストーリーなんですよね。
当時私はこのドラマを知らなくて…。小学生だったもんなぁ。
映画を見て、ドラマも見たかった!って思いました。多分小学生じゃ理解できない内容だと思いますが。まあ今からでもいいのでそのうちレンタルでもして見たいなーと思ってます。それだけ上質映画でした。
まずストーリーは上質。特上ではないが基準値を優に満たす上質なストーリー。また、ストーリーは考慮に入れないとしても脚本は文句なしです。特にあの幕開けは…。あのテンポのよさ。視聴者の集中わしづかみ。時間軸もぶれることなく何本かが平行に走り、カメラ割りも台詞もばしばし展開していく感じ。あれが開始十秒で決まる映画の質ですね。
そういえば、カメラ割りって、あれは誰がするんでしょうか。監督?撮影監督?脚本家?知らないけどとにかくあの斬新なカメラワーク何?!って感じです。
ドラマでもあんな感じだったのか知りませんが、私はあのカメラ割りカメラワークは初めてみました。
常に真正面真後ろからのショットで、きれいに整ったUS、BS、MS、NS、FS、LS(順に、アップ、バスト上、腰上、膝上、全身、背景も含めフル、というショット)の使い分け。しかも定点カメラより。
さらに、法廷などの左右対称の場面や、二人の人を対象に映す場面などでよく使われた、二度同じカメラワークを連続で使う手法。なんていうんですか、その、詩で言う対句みたいな。
これらのカメラワークがテンポのよい脚本の表現にぴったりはまってるんですよね。すばらしいの一言。
他にも、天井からのカメラを効果的に使用したり、あえてフェンス・塀などの隙間からの人物の撮影を多用したり、とにかく独特。
これらの撮影法は私のような人にとっては感動というか学ぶ点も多いけど、一般に娯楽で見る場合にも絶対に注意も興味も引くと思います。
それから映画全体に散りばめられたコメディー要素。あれをこなす豪華役者陣が素敵過ぎますvv
小日向さんとか八嶋さんとか大好きです。
興味深いの意味でのおもしろいでもあるし、
笑えるという意味でのおもしろいでもあるし、
とにかくおもしろい映画でした。
ドラマも是非見てみたいです。
余談ですが…
Yahoo!で検索すると、その言葉と一緒に検索されている言葉の上位のものがいくつか上がるんですよね。もちろん時期によって変わりますけど、例えば今ですと、『ミスチル』って検索すると、『ミスチル 少年』という候補をあげてくれたり。
そういう機能があるんですけど、『HERO』と検索しても『ミスチル HERO』とは出してくれません…。
ショック。『HERO 映画』とか。『HERO 木村拓也』とか。
さらに現在、『抱きしめたい』と検索すると、『ミスチル 抱きしめたい』よりも先に、『玉木宏 抱きしめたい』と出ます…。
- 2008/03/23(日) 16:43:43|
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昨日、映画を見てから寝ると言いつつ、結局遅くなってしまって。
今日の朝5時から起きて映画を見て、それから仕事に行きました。
映画『大停電の夜に』。
いつものごとく旧作からなので、時差は気にしないでください。
久々にレビュー書きます。
『大停電の夜に』 監督:源孝志 おすすめ度 ★★★★☆
あらすじ クリスマスイヴの夜、東京全域が停電になってしまう。真っ暗な都会で繰り広げられる、一夜の人間ドラマ。12人の無関係のような登場人物らが微妙に交錯しあう。こんな夜だからこそ、強くなる想いがある。話したくなる真実がある。逢いたいと思う人がいる。一夜限りの物語。
評価 ★ひとつ足りないのは、大きな盛り上がりが無い(無いとまでは言わなくても薄い)というのと、ストーリーが微妙に読めてしまうという点が原因。前者については、偶然が重なり合って成るひとつの物語、という映画のコンセプトというか、そういうもののための結果なのだと思います。盛り上がりの部分が薄いのはひとつ致命的かなとも思うけど、映画全体に漂うしっとりとした雰囲気と、全てのストーリーを回収してエンディングを迎える完成度を思えばそれもまた悪くないかと。ストーリーが読めてしまうのはやはり惜しいです。ひとつ真実があって、それをさまざまな角度から切り込みながら映画を展開していくのはよくある手法です。それは、視聴者には適度な感動と満足感を与えられるのに対し、制作側はあらかじめ真実を用意してそれを偶然に見せるため逆から固めていくので、思うより難しく考えずに仕上がるはずです。しかし上手くやらないと絶対に先が見えてしまいます。だって視聴者は『映画は必ず伏線があるものだ』とか『これはキーポイントだな』とか思いながら見るのですから、その点にはかなり敏感であると思います。
この映画は、設定としては上質であるけれど、それ故に展開の可能性がかなり絞られてきて、つながりが予想できてしまうのだと思います。この辺のバランスはすごく難しいんじゃないかなぁ。直せと言われても素人の私には直せません(当たり前
ただ制作者は、その『真相』とかそういうのはオプションで、12人の交錯する気持ちをメインにもってきていると思うので、そんなに追求しなくてもいいと思います。気持ちの面は、上にも書きましたがしっとりとした感じがすごく心地良いです。大停電、真っ暗闇、頼れるのはろうそくの灯りと、見ず知らずの偶然出会った人々。そんな中で素直になっていったり感傷的になっていく気持ちがすっとこちら側に入り込んでくるような、そんな感じ。
そして個人的に、『軍隊が子供たちの夢に真剣に付き合ってるんだよ。素敵じゃない』って台詞が最高に好き。うーん、素敵。共感共感。
その台詞を言う田畑さんが素敵。
興奮も涙も無いけれど、何となくもう一度みたくなるようなしっとり感。
これがすごくいいです。
- 2008/03/16(日) 22:57:48|
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今…3日の朝。
あのー…、昨日の夜、家族で麻雀大会が2時過ぎまで開催されていて、ブログ更新する前に日付が変わってしまいました…;;
あの、でも、ごめんなさい。この記事の日付は2日で。
FC2ブログって、日付がいじれるんですよ。なので。
何故日付を2日に戻したかは…察してください^^;で、どうしても書きたかったのは、新年早々映画館に行ってきましたと云うこと。
『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』。
年末から母と見に行きたいねって話してて、やっと実現しました。
私はまず、堤真一さん主演ってのに惹かれて。
母は多分、阿部寛さん主演ってのに惹かれて。
だから話のあらすじとかは全く知らず、『え? 何か推理物なんじゃないの?』と言うくらいの知識で臨みました。
見た感想としては、すっごく面白かったです!!
元々が難しい話なので前半はずっと難しい難しいと思いながら見ていたんですが、後半に激しいアクションがあった後、見事に謎が視聴者に伝わり、理想的なスタイルでした。
全ての真相がすっきりと言うわけでは無いんですが…
(この辺はやっぱり見ている人の集中力よると思いますが。)
このぐらいがいいと言う人もいると思うので。私はそういう人。
適度にすっきりして満足感が得られるし、かつもう一度見たいと思う。
推理物なのにもう一度見たいと思わせるってすごくないですか。すごいでしょ。
私の中ではここまで完成度の高い映画は初めてだと思う。
なのに、母は大事なシーンでなんとメールの返信を打っていたらしく、よく解っていないんですよ。
っていうか…上映中にメールとか…。非常識…。
客が少なかったからまだ良かったけど。良くないけど。
で、理解しきっていない母のためと、もう一度みたい自分のために、DVD化したら絶対買いたいと思います^^
あとね、機会があったら是非見てみてください!
ホントおすすめです。
あ、これ、原作小説がありますが、先に読まないほうがいいんじゃないかなーと思います。
本の方をまだ読んでいないのではっきりとは言えませんが…。
うわ、あ、あの…。
妹(4歳)が人生ゲームを一緒にやってくれとうるさいのでもう終わります。
まだまだ書き足りないのに…;;
下手するとPCの電源切られるので。(凶暴な妹)
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- 2008/01/02(水) 23:59:27|
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映画の話の前にちょっとミスチルの話を…。
しばらく見ない間にMr.Children公式HPが更新されていました。今後もテレビ出演が決まっているようで。そういう情報を見るとそれを目標に生きていけますよね^^ とりあえず11.16(金)の情報まででていますが、…ということはもうMステには出演されないんですかね?? CD発売直後に出るのでは?という話が出てたので、期待してたんですけどね。
それから、旅立ちの唄とDVDの情報ページも新しくなっていました。ライブでの旅立ちの唄を試聴できるようになっていて、PCの前で聴くか聴かないか悶々と悩んだ挙句、結局聴いちゃいました´ー`
うん。良かったです。
でも試聴しちゃうと、ショートケーキで例えるのならイチゴだけ先に食べてしまった感じがします、私は。
…。
さぁ、ではタイトル通り、『誰も知らない』の話。
これは、2004年の映画ですよね。04年といいますと、私はまだ中学生…。今ほど映画バカではありませんでした。でもこの映画のタイトルくらいは知ってたと思うんですけど…何でその時に見なかったんだろう? それくらい話題になった映画ですよね。多分ですけど、当時の私はこの映画に少し恐怖心を抱いていたのではないかと思います。で、この前旧作コーナーで見つけ、映像系に進むのにこんな話題作を見ずにはいられないだろうと思い、見てみました。映画制作時期を考えると今更レビュー書くの?と思われるかもしれませんが、今更でも何でもない作品です。まだ見てない人がいれば見て欲しい、そう思ってレビューを書きます。
『誰も知らない』 監督:是枝裕和 おすすめ度:★★★★★
あらすじ 母親と子ども4人があるアパートに引っ越してくる。それぞれ父親の違う子供達は学校にも通わせてもらえず、ベランダに出ることさえ許されない。新たな男ができた母親は「自分にも幸せになる権利がある」と主張し、わずかな現金と、長男(12歳)へのメモを残したまま忽然とその姿を消してしまう。そして4人だけの生活が始まった…。
1988年に発生した巣鴨子供置き去り事件を題材として創られた映画。
評価 しっかりとした台詞ではなく皆が適当に喋っている感じ、固定されずに揺れるカメラ…。映画という観念で見ると、初め少し戸惑ってしまうと思います。しかし、これは映画の冒頭でもあったように実際にあったことを題材にしています。映画といいつつもドキュメンタリーを思わせるような撮影法、または演技でした。これはAmazonのページで見て初めて知ったのですが、監督は、子ども達には台本を配らず、その場の指示で演技をさせたそうです。語尾の消えかかる喋り方や、他の役者の台詞に被るように入る台詞、その全てが現実味をかもし出しています。しっかりとした、いかにも重要という台詞はあまり無く、同じサウンドが繰り返し使われ、淡々と展開されていきます。なのに飽きは全く来ない。台詞ではなく映像で伝えようとする、その技術に圧巻されます。
実際、それぞれの父親が異なると名言した台詞はありませんし、どんなに悲惨な状況でも子ども達はそれを言葉にしません。沈黙だけで、その悲惨さを描いています。
母親がいなくなってからの一年を描いているこの映画は、実際一年以上かけて撮影されているそうです。子ども達の成長に合わせてとったのだと思いますが、なかなかそれをやってる監督っていないんじゃないですか?
先ほどドキュメンタリータッチと言いましたが、映画の要素を欠いているというわけではありません。いちいち演出が細かいし(いい意味で)、映画の中でリンクしている台詞もいくつかあります。事実とは異なる部分もいくつかあるそうですが、どの程度まで忠実に描けば映画として成り立つのか、わきまえているからこそだと思います。これ以上事実を盛り込めば、映画にはならなかったと思います。そういった、事実を元にしているがフィクションも交えてあることは映画の冒頭で知れるようになっており、それを念頭に見させるから、いいんです。
私は後半もう涙が止まりませんでした。大抵『全米が涙した!!』みたいなノリの映画は俳優も泣いていて、泣かせる作りというのが多いですが(そういうのも嫌いじゃないですが^^)、これは誰も泣いていない。むしろ、笑おうとしている。なのに涙が止まらない。監督がすばらしいというのもあります。でもそれだけじゃない。それを、多くの人に知って欲しい。そう思います。
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- 2007/10/14(日) 11:11:56|
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ごめんなさい。今日もカテゴリ『映画』です。前にもいったと思うんですが、恐れ多くもブログ名に『Mr.Children』と入れているのだからそれを見て来てくれた人のためにも出来るだけミスチルの話題で埋め尽くしたいと思ってます。でもね…映画、見たらすぐにレビュー書かないと、忘れちゃうんです;; どうにかして、この記憶力…。
もし「どんな駄文でもミスチルLOVEの人が書いた文なら読みたい!!」という天使様がいらっしゃいました、右のカテゴリからMr.Childrenの記事をお読みきださいませ。。。
『夜のピクニック』 監督:長澤雅彦 おすすめ度 ★★★★★
あらすじ 年に一度、高校で行われる「歩行祭」。80kmを24時間で歩き通すというイベントに、3年生の貴子は、高校最後の思い出として、ある思いを胸に参加する。それは同じクラスの融に話しかけること。ただそれだけの一歩が踏み出せない深い理由が一夜のうちに明かされつつ、昨年は一緒に歩き、今はNYに暮らす親友の杏奈ら、クラスメートそれぞれの複雑な思いが交錯していく。
評価 これも原作付です。これで映画の紹介は4つ目ですが、全部原作付です。今は原作ついてない映画を探すのが大変なくらい原作付映画流行ってますが…、あ、これは観衆にではなく、スタッフに流行っているという意味ですけど。上手くやれないのなら映画化しないでほしいってのが本音ですよね。映画界のイメージダウンだから。「原作の方が良かった」という声を聞くのはいつも残念に思います。実は私、これは原作を先に読んでます(課題図書だったから…)。で、原作を読んでから見たものの意見としても、『夜のピクニック』はいいと思います。原作を溺愛している人は、まず映画化と聞いただけで気に入らないと思うので、そういう人たちの評価は無視ですが…。原作付というと原作を必死で再現しようと早足になったり、詰め込んだ感がでたりしますが、これは違います。原作の風味を残しつつ、オリジナルも織り交ぜて…この余裕の見せつけ方が好きです(笑)
ちなみに映画はちょっぴりコメディ風になってますが、原作はもう少しシリアスだった気がします。まずこの発想がすごいと思うし、それをやっても原作を壊さない作りに感動です。
ただコメディでぐだぐだな感じになってしまうのではなく、歩くだけという行事に回想、妄想を挿入し、テンポよく進んでいきます。回想を多用すると混乱しがちですが、サウンドの使い方が上手く、すっと入っていけます。また、その回想の一部と導入部が繋がっていて、ありがちな手法かと思いますが、これも効果的。あとは役者の演技は良かったです。すごく自然で、しかも疲れているという設定の上での『自然』な演技なので、確かに緩い。でもこの緩さが「みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」という台詞に繋響いてくるんじゃないでしょうか。
細かいところなんですが、貴子たちのゴールシーンのこと。ゴールする側からみると『GOAL』と書いてある門(分かる? 運動会の入場門みたいなやつ)は、反対側には『START』と書いてあるんです。スタートとゴールを一緒の門にしてあるんです。で、それをくぐってゴールした貴子たちのバックに「START」の文字がうつされます。(説明わかりにくくてごめんなさい><)
わざとかそうでないか分からないくらいさりげなく写るんですが、それがすごくいいです。そこはゴールでなくてスタート。そんな感じが出ています。
カメラも割りと王道、サウンドも気にならない。主人公周辺だけではなく、他生徒のサイドストーリーもしっかり立て、ラストでは全て回収している。こういうことを全てやるってのは当たり前なのかもしれないですけど、出来ている映画はなかなか少ないと思います。素人目からは気になる点は無かったように思います。娯楽としてみる際は「うん、良かった」で終わる映画だと思いますが、私としては学ぶ面が多かったです。
ぜひ見てみてください!
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- 2007/10/08(月) 09:56:34|
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バッテリー見ました^^
新作ですよ、新作!! お金がもったいなくて旧作になってからしかレンタルしないこの私が、新作のDVD借りました! パンパカパーン!!
本と野球が好きな友達が『バッテリー』(原作)をすごく気に入ってて、それで私も映画の方注目してたんで、新作のうちに借りてみました。原作はまだ読んでません。私はあんまり本読まないんで、原作から入ることは滅多にありません。
『バッテリー』 監督:滝田洋二郎 おすすめ度 ★★★★☆
あらすじ 主人公、原田巧は中学校に入学する春に父の転勤で引っ越した。ずっと続けてきた野球を続けるため、中学校でも野球部に入部。ポジションはピッチャー。今まで彼の球を受け取れるキャッチャーはいなかったが、引越し先で出会った永倉豪はたった5球で受け止めてしまった。こうして二人はバッテリーを組むことになる。病弱な弟。いつも弟ばかりを気にかける母。成長し続ける巧を襲う様々な問題。家族、友人、先輩。信じること。巧の青春物語。
評価 おすすめ度は★4つにしたわけですが、限りなく5に近い4ですね。オープニングに気になることがあると、全体が良くてもどうしても引きずってしまうと思うんです。と言うのは、この作品は野球の試合のシーンから始まるんですが、ユニホームが白い。輝くほどに真っ白です。スライディングをしたような汚れがつけてある子もいるんですが、それだけ…って感じで違和感。野球の技術指導なんかも多少なりともあったでしょうからそこで本番のユニホームを使って汚しておくとか、それなりの工夫が欲しかったです。あとは、弟の青波君役の子はイマイチでした。もうちょっと指導が必要だったんじゃないですかね。方言の入る難しい役立ったのは分かりますが…。演技指導の点で言うと、全体的に現実っぽくない感じは漂ってた感じがします。多分監督のやり方というか方針というかだと思うんですが、特に、驚いた時にあげる声とか、その他諸々、「そんな風には言わないんじゃ…?」と思う場面がちらほら。役者さんそのものの演技は問題なかったです。あと、これもはじめの方で気になったことですが、移動するものに対して同じスピードで追うカメラの動き。これは好みの問題かもしれませんが、多用されると私は嫌です。例えば車を後ろから追う、ランニングしている人物を正面から動きながら映す。これが効果的な時もあると思いますが、同じスピードで動くということは、被写体ががずっと同じ大きさ、向きということなので、単調になりがち。この撮影法を使うのは結構難しいと私は思っています。
気になる点ばかりを挙げましたが、最初に言った通り評価は満点に近いです。ストーリーも良いし、微妙な心情もよく表現できていると思います。また、スポーツを表す際には欠かせないスピード感のある場面も無難な仕上がりです。
あー…また最後にひとつ、申し訳ないことを書きますが、原作を気にさせるような作りかなってのはあります。同級生の矢島繭ちゃんの立ち位置。原作無しだったら、別にあの子にわざわざフルネームを付けたり過去を語らせたりするのは要らなかったと思います。多分原作に居たから登場させた、というところじゃないでしょいうか。また、ネタばれになりますが、巧が先輩からいじめを受けている、そういった印象はなかったです。いじめというよりはやつあたりといった感じ、つまり一回きりの暴行みたいな感じにとれました。そうなると先輩の立ち位置も微妙です。まぁ私も一応テレビドラマ創ってたので分かるつもりですが、こういうのって作品が出来上がってからじゃないと掴み辛い部分もありますよね。
長くなったんでそろそろ終わりたいんですが…^^;
そういった点を差し引いても良いと思える。その理由には、野球を知らない人でも話についていけるし、バッテリーの絆みたいなものも感じ取れる、そんな作品だからだと思います。
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- 2007/10/07(日) 18:55:59|
- 映画
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